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  診療案内

予防歯科とは…?

  • 予防歯科とは

    「予防歯科」とは、「お口の健康を維持する」という考えのもと患者様のお口のメンテナンスを行う歯科スタイルのことであり、これまでの「歯医者さんには歯が痛くなってから行けばよい」といった「痛くなったら治療する」という考え方とは大きく異なります。

    当院では、お口の健康を維持できている状態がベストだと考え、虫歯や歯周病になってから治療を行うことはできれば避けるべきです。 予防歯科ではかみ合わせのチェック虫歯や歯周病の検査、ブラッシング指導やお口のクリーニングを行います。

    虫歯や歯周病に限らず、どんな病気も予防が大切です。

    「毎日磨いているから安心」「痛みがないから大丈夫」という人も、ぜひ定期的に、進んで検診を受けることをおすすめします。

 虫歯の予防

  • 虫歯が発症するのはプラーク(歯垢)・糖質・歯の質・時間の4つの条件が重なったときです。 したがって虫歯の予防には虫歯の原因をつくらないこと(リスクコントロール)が大切になります。

 虫歯予防のポイント

  1.   飲食回数を少なくする
    飲食をするたびに歯垢は酸性に傾きます。
  2.   甘いものを摂り過ぎない
    砂糖以外の甘味料を使用したものを食べるようにしましょう。また、量より回数を減らすことが重要です。 よく噛んで食べる
  3.   よく噛んで食べる
    唾液の分泌を促進します。よく噛んだときにでる唾液は酸を中性にする力が普段の何十倍も強いといわれています。
  4.   食後すぐに正しいブラッシングをする。
    虫歯や歯周病の予防でもっとも重要なのが食後のブラッシングです。
  5.   フッ素で歯の質を強くする
    フッ素は歯の傷や不完全なところに作用し、酸に溶けにくいフルオロアパタイトという物質をつくり歯を強化します。 また細菌が作り出す酵素の働きを抑制し酸の分泌を減少させます。
  6.   定期健診を受ける

食後の緑茶の効用


お茶に含まれるカテキン、フッ素、フラボノールは虫歯や歯周病、口臭に効果があると言われています。 また食後のお茶は口の中に残っている食べものを洗い流す効果も期待できます。

    1. ●カテキン【虫歯、口臭予防】
      虫歯の原因になる口腔内細菌の増殖を抑制します。
    2. ●フッ素【虫歯予防】
      フッ素は歯の傷や不完全なところに作用し、歯を強化します。
    3. ●フラボノール【口臭予防】
      毛細血管を強化し歯茎からの出血を防ぎます。

キシリトール


キシリトールは、樺や樫などの樹脂からとれるキシラン・ヘミセルロースから作られる天然の甘味料です。 砂糖などの甘味料とは違い、キシリトールは口の中の細菌の栄養源にならず酸をつくりません
またキシリトールにはごく初期の虫歯を元に戻す効果があることも確認されています。
キシリトール入りのガムやトローチ、歯磨きなども市販されています。


シーラント法

シーラント法は、生えて間もない歯の溝を樹脂で塞ぐ虫歯予防法で、奥歯の永久歯の虫歯予防に効果的です。
フッ素入りの樹脂を使用することでさらに予防効果が期待できます。


 歯周病の予防

  • 歯周病は歯肉炎の段階では、歯の磨き方など口の中の健康管理を積極的にケアすることでよくなります。
    しかし、ある程度症状が進行している場合は出来るだけ早めに診察を受けることが大切です。
    また、歯周病のかかり始めには自覚症状があまりないので、検査をうけて症状を知ることも大切です。

 ブラッシングの仕方

  • 細菌の塊であるプラーク(歯垢)をコントロールする鍵となるブラッシング(プラークコントロール)が重要となります。
    ブラッシングはすぐに効果が出るわけではありませんが、長く続けることが大切です。
    歯を長持ちさせるためには、長い目でコツコツと行う必要があるのです。
    口腔衛生のプロである歯科衛生士よりブラッシングのアドバイスを受け、正しいブラッシング法を身に付けてください。
  1. 1.歯ブラシの持ち方
    歯ブラシの持ち方に決まりはありませんが、えんぴつを持つように磨くと毛先の余分な圧力がかかりません。
    ※難しい場合は楽に磨ける持ち方を探しましょう。
  2. 2.歯周病に効果的なブラッシング方法
    バス法歯ブラシの毛先を根の方向に45°に向けて前後に小刻みに動かします。 このことにより、歯と歯肉の境目の清掃や歯肉の改善に効果があるといわれています。
    ローリング法歯ブラシを歯茎にあげ、上の歯は上から下へ、下の歯は舌から上へ向かって歯ブラシを回転させるようにして磨きます。 歯茎のマッサージと歯の表面の汚れや歯垢を取ることができます。
  3. 3.歯ブラシの選び方のポイント
    大きさ大きい歯ブラシでは口の中で動きがとれません。 歯の奥までとどくような、小さめの歯ブラシを選びます。使う人の上の前歯2本分くらいが良いでしょう。
    硬さやわらかめがおすすめです。

ブラッシングの補助的用具


歯と歯のすき間などどうしても歯ブラシの毛先が届かない場所の清掃に歯間ブラシ、糸ようじ(デンタルフロス)などをおすすめします。

  1. ●歯間ブラシ
    細い針金の周囲にブラシをつけたようなものです。 歯ブラシの毛先が入りにくい歯と歯の間、歯茎の近くをきれいにします。 隙間に入れて前後します。 かなりの歯垢や食べかすがとれます。 サイズはいろいろありますので自分にあったものを選び、入らないところには無理に入れないようにします。
  2. ●デンタルフロス(糸ようじ)
    ナイロンの糸を歯と歯の間にすべらせるようにいれて、歯垢や食べかすをしごき出します。 すき間の狭いタイプの人に使えます。


ホワイトニング

  • ホワイトニング

    ホワイトニングは、歯を削ったり人工物を付けたりせずに、歯そのものを白くできます。
    オフィスホワイトニングは歯科医院で行い、ホームホワイトニングは、自宅で歯の漂白を行います。
    当院ではこのオフィスホワイトニングと、ホームホワイトニングを併用して行う「デュアルホワイトニング」で患者様のご要望にお応えします。

 デュアルホワイトニング

当院では、主にオフィスホワイトニングと、ホームホワイトニングを併用して行う「デュアルホワイトニング」を採用しております。


デュアルホワイトニングの3つの特徴

  1.   一方のホワイトニング法を実践する場合よりも短期間に効果が出てきます。
  2.   歯の外側と内側の両方から白くすることで、黄ばみの強い方にも効果的です。
  3.   通常のホワイトニングと比べ色戻りがしにくい傾向にあります。

デュアルホワイトニングは自由診療で30,000円(税抜)です。
歯の黄ばみが気になる方、またウェディングなどの前に歯を白くしておきたい方なども、ぜひ当院へご相談ください。


 オフィスホワイトニング(Ken’s ホワイトニング)

オフィスホワイトニングとは歯科医院で行う歯の漂白です。
当院では患者様により効果をご実感いただくため、従来のホワイトニング法の「染みる・または痛みが出る」「透明感がなくなる」「歯の表面が荒れる」といったデメリットに改善を加えた「Ken’s ホワイトニング」を導入しております。

これにより、患者様へ「より短時間で」「より患者様の求める白さに近づける」ホワイトニングをご提供できるようになりました。


Ken’s ホワイトニングの特徴

  1.   熱を加えないLEDを使用することで、歯を傷めることがなく、またほとんど染みません。
  2.   薬剤の成分の持つ保湿作用により、歯の表面がツルツルになります。
  3.   透明感が増し、より透き通る自然な白さを再現します。

 ホームホワイトニング

  • オフィスホワイトニングに対し自宅で行う歯の漂白をホームホワイトニングといいます。

    夜間、寝ている間に行うものや、2時間程度で済むものもあります。
    希望する歯の白さによって異なりますが、通常は2週間ほど毎日行えば白くなります。